基本情報技術者 科目A・科目B攻略法【頻出問題と合格のコツをまとめた】

基本情報技術者

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「科目Bが難しい」「科目Aは暗記すれば大丈夫?」——基本情報技術者を勉強し始めた人から、こういう声をよく聞きます。正直に言うと、科目AとBでは「頭の使い方」がまるで違います。この違いをちゃんと理解していなかった人が、試験直前に慌てるケースがとても多い印象があります。

この記事では、科目Aと科目Bそれぞれの特性と、効果的な攻略法を私なりの視点でまとめました。これから勉強を始める人にも、何度か試験を受けてうまくいかなかった人にも、参考にしてもらえると思っています。


科目Aは「広く・薄く・繰り返す」が正解

科目A(旧:午前問題)は4択の選択式で、出題数は60問(うち評価対象は48問)。テクノロジー・マネジメント・ストラテジの3分野から幅広く出題されます。

「暗記で乗り切れる」と思っている人も多いのですが、個人的にはそれだけだと危ういと感じています。暗記でいけるのは計算問題の公式や頻出のIT用語まで。「なぜその答えになるのか」を理解していないと、少し言葉を変えた問題に対応できません。

とはいえ、深追いは禁物です。科目Aで大切なのは、1つのトピックを完璧に理解しようとするより、「出る範囲をひととおりさらった状態」にすることです。

効果的な進め方:

過去問を中心に回すのがもっとも効率的です。IPAが公式に公開している過去問(サンプル問題含む)を何周もこなすことで、自然と頻出テーマが身につきます。最初の1周目は正答率が低くて当然です。2周・3周と繰り返すなかで定着させていきましょう。

目安として、過去問の正答率が70〜75%を安定して超えるようになれば、科目Aはかなり安心できる状態だと思います。

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科目Bこそ、差がつくポイント

科目B(旧:午後問題)は、2023年の試験改定以降、「アルゴリズムとプログラミング」と「情報セキュリティ」の2分野に絞られました。出題数は20問(うち評価対象は16問)。

ここで多くの受験者がつまずきます。私が特に注目しているのは、科目Bは「読解力と追跡力」が試されるという点です。

コードが与えられ、その動作を追って答えを導く問題が中心。暗記はほぼ役に立たず、「このコードが実行されたとき何が起きるか」を頭の中で動かしていく力が必要です。

おすすめの練習法:

疑似言語(IPAが試験で使う独自の記法)に慣れることが第一歩です。最初は見慣れない記法に戸惑いますが、公式の仕様書を読んでから過去問に当たると、思いのほか早くなじめます。

次に大事なのは、「実際にコードを手で追う」こと。答えを見る前に、自分でトレースをしてみる習慣をつけてください。最初は時間がかかっても、繰り返すうちに処理の流れを追う速度が格段に上がります。


科目Bで活きる「ツァイガルニク効果」の使い方

ここで少し面白い話をしたいと思います。

心理学に「ツァイガルニク効果」という概念があります。完了したことより、中断・未完了のことのほうが記憶に残りやすいという現象です。勉強にも応用できる考え方で、「解けなかった問題」を放置しないこと、あるいはあえて一度問題を読んでから答えを確認するまでに時間をおくことで、記憶への定着が高まると言われています。

科目Bの演習で「どうしても解けない問題」に当たったとき、すぐに答えを見るのでなく、「なぜ自分はここで間違えたのか」を一言メモしてから答えを確認する——このひと手間が、実は長期的な定着に効きます。「悔しい記憶」はよく覚えているものです。それを逆手にとる勉強法だと思ってもらえれば。


勉強時間の目安と配分

基本情報技術者全体の学習時間は、未経験者で150〜200時間程度と言われています。このうち科目Aに60〜70時間、科目Bに90〜130時間を充てるイメージが現実的だと思います。

特に科目Bは「慣れる」まで時間がかかるので、後回しにしすぎないよう注意してください。理想的には、科目Aと並行して科目Bの演習も早めに始めることです。


通信講座を使う価値があるとしたら

独学でも合格できる試験ですが、通信講座を使う最大のメリットは「科目Bの解説がわかりやすいこと」だと私は感じています。

参考書の解説は文章が長くなりがちで、コードの追い方が直感的にわかりにくいケースがあります。その点、動画解説で「処理の流れを見ながら学べる」講座は、科目Bの苦手意識を早めに解消できることが多いです。

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よくある質問

Q. 科目Aと科目Bは同じ日に受けないといけないの?
CBT(コンピュータベースの試験)形式のため、科目Aと科目Bは別日程での受験も可能です。一方から集中して攻略する戦略も選べます。

Q. 科目Bに数学の知識は必要?
高校レベルの数学がわかると有利ですが、難解な数式は出ません。中学数学の水準があれば対応できる問題がほとんどです。

Q. 勉強期間はどのくらい見ればいい?
週10時間程度の学習を確保できるなら、3〜5ヶ月が目安です。週5〜6時間なら半年程度を見ておくと余裕が持てると思います。


まとめ:科目Aと科目Bは「別々の試験」と思って対策する

科目Aは広く反復、科目Bはコードを丁寧に追う——この二つをきちんと分けて考えるだけで、勉強の方向性がだいぶ定まるはずです。

「基本情報技術者は難しそう」と思っている人ほど、実は対策の方向が間違っていることが多い気がします。正しい方向に進んでいれば、着実に合格に近づける試験です。一歩ずつ、焦らずに取り組んでみてください。

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