結論から言うと、Kubernetesクラスタの構築・運用に関わるインフラエンジニアはCKA(Certified Kubernetes Administrator)、アプリケーション開発者としてKubernetes上で動くサービスを作る人はCKAD(Certified Kubernetes Application Developer)が向いています。どちらも受験料は445米ドル(Linux Foundation公式サイトより)で、試験時間は2時間。本記事では両者の違いと選び方を整理します。
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CKAとCKADの違いは何?
CKAはKubernetesクラスタ全体の構成・管理・トラブルシューティングを扱えることを証明する資格で、ネットワーク設定やクラスタのアップグレード、セキュリティ対応など運用寄りの出題が中心です。一方のCKADは、Kubernetes上で動くクラウドネイティブアプリケーションの設計・構築・デプロイに関する出題が中心で、開発者視点のスキルを問う内容になっています。同じKubernetes認定でも「クラスタを管理する側」か「クラスタの上でアプリを作る側」かで問われる知識が変わる、という点が最大の違いだと編集部では捉えています。
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どちらが難しい?
一般的にCKADはCKAより難易度がやや低いとされ、Kubernetes初学者はCKADから取得してCKAに挑戦するルートも有効だと言われています。ただし2025年2月にCKA試験が大幅改訂され、Troubleshooting(障害対応)の出題比率が高くなったことで、単なる知識の暗記だけでなく実際にクラスタの不具合を素早く特定・解決する実践力が求められるようになりました。座学だけで臨むと痛い目を見る可能性がある、というのが編集部の印象です。
比較表:CKAとCKADの違い
| 項目 | CKA | CKAD |
|---|---|---|
| 対象者 | インフラ・運用エンジニア | アプリケーション開発者 |
| 出題の重点 | クラスタ構築・管理・トラブルシューティング | アプリの設計・構築・デプロイ |
| 受験料 | 445米ドル(Linux Foundation公式) | 445米ドル(Linux Foundation公式) |
| 試験時間 | 2時間 | 2時間 |
| 出題形式 | 実技(コマンドライン操作) | 実技(コマンドライン操作) |
※受験料は為替や公式キャンペーンにより変動します。必ずLinux Foundation公式サイトで最新価格を確認してください。
実務未経験でも挑戦できる?
Kubernetes認定試験はどちらも実技形式で、実際にコマンドを打ってマニフェストを作成・修正する形式のため、座学だけでの合格は難しいというのが編集部の見立てです。これはスポーツの資格試験に近い構造だと考えています。ルールブックを読んだだけでは審判の実技試験に合格できないのと同じで、CKA・CKADも実際にKubernetesクラスタを触った経験値がものを言う資格だと感じています。
資格スキルアップ編集部が確認できた範囲では、CKA・CKAD対策講座に対応するA8.net提携プログラムは現時点で見当たりませんでした。提携が確認でき次第、本記事にも紹介リンクを追加する予定です。
よくある質問
Q1. CKAとCKADはどちらから受けるべきですか?
インフラ・運用寄りのキャリアを目指すならCKA、アプリ開発寄りのキャリアを目指すならCKADが向いています。両方の業務に関わる可能性があるなら、比較的難易度がやさしいとされるCKADから挑戦するのも一つの方法です。
Q2. Docker(コンテナ)の知識がなくても受験できますか?
Kubernetesはコンテナ技術を前提とした仕組みのため、Dockerなどコンテナの基礎知識があることが望ましいと編集部では考えています。事前にコンテナの基本概念を押さえておくと学習がスムーズです。
Q3. 資格の有効期限はありますか?
Linux Foundation公式サイトによると、CKA・CKADともに合格から2年間の有効期限が設定されています。
Q4. 日本語で受験できますか?
LPI-Japanが提供するCKA-JP・CKAD-JPでは日本語での受験に対応しています(LPI-Japan公式サイトより)。
まとめ
CKAとCKADは、同じKubernetes認定でも「管理者向け」か「開発者向け」かで問われる知識がはっきり分かれています。自分が目指すキャリアの方向性を先に決めてから、どちらを受けるか選ぶ。それが遠回りを避ける一番の近道だと、資格スキルアップ編集部では考えています。


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