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「クラウドを学びたいけど、どこから手をつければいいかわからない」——そんな方にとって、AZ-900はかなり入りやすい資格だと編集部では考えています。編集部がAzure系の資格を調べて感じたのは、この試験は「クラウドの概念をちゃんと理解しているか」を問う試験であって、難解な技術知識を求めるものではないということです。
この記事では、AZ-900(Microsoft Azure Fundamentals)の試験内容と、効率的な合格への道筋を紹介します。
AZ-900ってどんな試験?
AZ-900はMicrosoftが提供するAzure認定資格の入門レベルです。「Azureを使いこなせる」ことより「クラウドとAzureの基本を理解している」ことを証明する試験と考えてください。
- 試験形式:選択式(多肢選択・ドラッグ&ドロップなど複数形式混在)
- 問題数:40〜60問(変動あり)
- 試験時間:45分(日本語受験の場合は延長あり)
- 合格スコア:700点以上(1000点満点)
- 受験費用:12,500円前後(変動あり。公式サイトで要確認)
Pearson VUEまたはCertiportのテストセンター・オンライン受験で受けられます。受験申込はMicrosoft公式サイトから行えます。
試験の出題範囲
Microsoftが公開している試験スキルの概要(2024年更新版)によると、主な出題分野は以下のとおりです:
| 分野 | 出題比率目安 |
|---|---|
| クラウドの概念(IaaS/PaaS/SaaS、共有責任モデルなど) | 25〜30% |
| Azureのアーキテクチャとサービス(コンピューティング、ストレージ、ネットワークなど) | 35〜40% |
| Azureの管理とガバナンス(コスト管理、セキュリティ、コンプライアンスなど) | 30〜35% |
「IaaSとPaaSの違いって何?」「共有責任モデルとは?」——こういった概念が問われます。実際にAzureを触った経験がなくても、概念を正しく理解していれば合格できます。
必要な勉強時間と難易度
正直なところ、AZ-900は「IT資格の中でもっとも取りやすい部類」です。
| 前提条件 | 目安勉強時間 |
|---|---|
| IT系の知識が少ない(文系社会人など) | 30〜50時間 |
| ITパスポートや基本情報取得済み | 15〜25時間 |
| クラウド業務経験あり | 5〜15時間 |
週末2〜3時間の学習なら、1〜2ヶ月で十分準備できる人が多いです。
最短で合格するための勉強ステップ
ステップ1:Microsoft Learnで無料学習(1〜2週間)
Microsoft公式の学習プラットフォーム「Microsoft Learn」では、AZ-900のラーニングパスが無料で公開されています。
図解が豊富でわかりやすく、英語の試験でも使われる概念を日本語で学べます。まずここをひととおり読み通すことを強くおすすめします。費用ゼロで試験範囲の骨格が頭に入るので、非常に効率的です。
ステップ2:模擬問題で感覚をつかむ(1〜2週間)
Microsoft公式が提供する練習問題や、Exam Prep教材を活用します。また、Udemy等で販売されている模擬問題集も多く、セール時には1,500円前後で入手できます。
模擬問題を2〜3セット解いて正答率85〜90%が出れば、本番も安心できる水準です。
ステップ3:苦手分野の補強(3〜5日)
Azureのアーキテクチャ(サービス名・機能の把握)が苦手な人が多い印象があります。具体的なサービス名(Azure Virtual Machines、Azure Blob Storage、Azure Active Directoryなど)を整理するメモを作ると役立ちます。
「点と点がつながる」感覚がある資格
スティーブ・ジョブズが語った「点と点はいつかつながる(connecting the dots)」という言葉があります。今はただの概念暗記に見えても、AZ-900で学ぶクラウドの基礎は、実際にAzureを使うようになったとき、あるいはAZ-104やAZ-204などの上位試験を受けるときに、すべてつながってきます。
「なんとなくクラウドって便利らしい」ではなく、「IaaSとSaaSでは責任の範囲がここまで違う」「この構成なら可用性がこう変わる」という理解の土台になるのがAZ-900の本当の価値だと編集部では考えています。
合格後の次のステップ
AZ-900合格後の代表的なルートは以下のとおりです:
- AZ-104(Azure Administrator):運用管理系エンジニアを目指す方向け
- AZ-204(Azure Developer):開発者を目指す方向け
- AZ-500(Azure Security Engineer):セキュリティ担当を目指す方向け
- AWS CLF / SAA:AWSも並行して学びたい方向け
クラウドの世界では、AzureとAWSの両方を知っているエンジニアの市場価値が高い傾向があります。AZ-900を取った後にAWS系の入門資格を取る流れも、選択肢として知っておくと視野が広がると編集部では考えています。
AZ-900自体は独学でも十分合格を狙える試験のため、本記事では特定の有料講座は紹介していません。まとまった講座で体系的に学びたい方は、以下の比較記事もあわせてご覧ください(Udemy・スタディングのAzure講座については、編集部で確認した限りA8.net提携プログラムが見当たらなかったため、公式サイトへの直接リンクのみとなっています)。
▶ 関連記事:AWS認定資格 おすすめ講座 比較ランキング
▶ 関連記事:Microsoft Azure資格 おすすめ講座比較
よくある質問
Q. 英語でしか受験できない?
日本語での受験が可能です。ただし翻訳の質にバラつきがあるという意見もあり、英語が読める方は英語版のほうがわかりやすいケースもあります。
Q. Azureを実際に触ったことがないと不利?
概念問題が中心なので、触ったことがなくても合格できます。ただしMicrosoft Learnの演習(無料のAzureサンドボックス)を少し触っておくと、イメージが掴みやすくなります。
Q. 資格の有効期限はある?
あります。Microsoftの認定資格は1年ごとの更新が必要です。ただしAZ-900は更新試験ではなく、再度同じ試験を受ける形ではなく、Microsoftが提供する無料の更新アセスメントで更新できます。
Q. おすすめの有料講座はありますか?
編集部で確認した範囲では、AZ-900に特化したUdemy・スタディングの講座に対応するA8.net提携プログラムは見当たりませんでした。まずはMicrosoft Learnの無料学習パスで十分合格を狙える試験のため、本記事では無料教材を中心に紹介しています。
まとめ
AZ-900は、クラウドキャリアへの入り口として最適な資格だと編集部では考えています。短時間で合格でき、学んだことが実務でも上位資格でも活きてくる。「クラウドを学びたいけど何から始めれば」という方には、迷わずAZ-900をすすめます。
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