【2026年度版】IT資格試験 日程・受験方法まとめ|ITパスポート・基本情報・応用情報・AWS

IT資格試験日程・受験方法 費用・制度・ロードマップ

IT資格の受験日程を調べていて、意外な事実に気づきました。「いつでも受けられる」試験と「年に数回しかチャンスがない」試験が、同じIT資格の中に混在しているのです。ITパスポートと基本情報技術者はCBT方式で随時受験できる一方、応用情報技術者は長らく年2回の固定日程でした。しかもこの応用情報技術者試験、2026年度からその仕組みが大きく変わります。

この記事では、資格スキルアップ編集部がIPA(情報処理推進機構)の公式発表をもとに、ITパスポート・基本情報技術者・応用情報技術者・AWS認定資格の試験日程・受験方法を整理しました。

※試験制度・日程は変更される場合があります。受験申込み前に必ずIPAや各試験の公式サイトで最新情報をご確認ください。


ITパスポートは「思い立った日」を受験日にできる

項目内容
実施方式CBT方式(コンピュータ試験)で随時実施
受験料7,500円(税込)
試験日受験者が会場・日時を自由に選択

ITパスポートはCBT方式のため、決まった「試験日」というものが存在しません。申込み時に自分の都合に合わせて会場・日時を選べるので、思い立ったタイミングで学習を始め、準備ができ次第受験日を設定できます。

なお、IPAはシステムリプレースに伴う試験実施の一時休止を予定していましたが、延期され2027年1月以降に変更されています。申込み時に表示される注意事項は必ず確認してください。

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基本情報技術者も、「いつでも受けられる」が落とし穴になる

基本情報技術者試験もITパスポートと同様にCBT方式で実施されており、年間を通じて随時受験が可能です。特定の試験日が固定されているわけではなく、受験者が申込み時に試験日時・会場を選択する仕組みです。

ここで編集部が強調したいのは、「いつでも受けられる」ことは必ずしも受験者にとって有利とは限らないという点です。行動経済学に「現在バイアス」という考え方があります。将来のメリットより目先の負担を過大に評価してしまう心理傾向のことで、「いつでも受けられる」と分かると、かえって受験日を決めずに先延ばしにしてしまう人が少なくありません。ジムの回数券を買ったのに、期限を気にしなくていいからと使い切らないまま失効させてしまう感覚に近いと言えば、伝わりやすいでしょうか。

科目B(プログラミング・アルゴリズム)対策には一定の演習時間が必要になるため、「随時受験できるから」と先延ばしにせず、まず自分で試験日を仮決めしてから学習計画を逆算することを編集部としてはおすすめします。

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応用情報技術者だけ「年2回」だった理由と、2026年度からの変更点

応用情報技術者試験は、他の情報処理技術者試験と違って長年「春(4月)・秋(10月)の年2回、各1日のみ」という固定日程で実施されてきました。ところがIPAが2025年8月12日に発表した内容によると、2026年度から応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験がCBT方式に移行します。

これまでの春期試験にあたる区分は「前期試験」として2026年11月頃、秋期試験にあたる区分は「後期試験」として2027年2月頃に、一定期間内の複数日で実施される予定です(IPA公式発表・2026年6月時点の情報)。出題形式(多肢選択式・記述式)・出題数・試験時間・問う知識の範囲そのものには変更がないとIPAは説明しています。

「年2回・1日限り」というプレッシャーの大きかった試験が、期間内で日程を選べる形に近づく変化です。長らく応用情報の受験計画を難しくしていた最大の要因が緩和されると、編集部としては前向きに捉えています。ただし詳細な申込受付期間・実施回数は、今後のIPAの正式発表を都度確認する必要があります。

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AWS認定資格は自由席、その分「早い者勝ち」

AWS認定資格は、PearsonVUEなどの試験運営会社が提供するテストセンター、またはオンライン監督形式で受験します。IT国家資格と同様に決まった試験日はなく、空いている日時を自分で予約する仕組みです。

自由度が高い分、人気の会場・時間帯は予約が埋まりやすいというのが実情です。「予約はいつでも取れるだろう」と楽観して直前に動くと、希望の日程が埋まっていて焦ることになりかねません。

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受験計画で失敗しないために、編集部が伝えたい3つのこと

  • 「いつでも受けられる」ほど、先に目標日を決める:CBT方式は随時受験可能だからこそ、目標日を決めずに学習を始めると先延ばしになりやすい傾向があります。逆算して学習計画を立てることが重要です。
  • 会場の予約は早めに動く:人気の会場・日時は埋まりやすいため、受験したい時期が決まったら早めに会場の空き状況を確認しましょう。
  • 制度変更の情報は公式サイトで確認する:応用情報技術者試験のようにIPAの発表を待つべき情報もあるため、申込み直前には必ず公式サイトの最新情報を確認してください。

なぜこの3つが重要かと言えば、いずれも「制度が自由になったことで、逆に計画性が試される」という共通点があるからです。試験日が固定されていた時代は嫌でもスケジュールが決まっていましたが、CBT化が進むほど、受験者自身の自己管理能力が合否を左右する比重は増えていくと編集部は見ています。

資格対策の教材や通信講座を使って学習ペースを管理したいという方には、こうした通信講座も選択肢になります。

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よくある質問

Q. ITパスポートと基本情報技術者はいつでも受験できますか?
A. どちらもCBT方式で、年間を通じて随時受験可能です。会場・日時は申込み時に自分で選択します。

Q. 応用情報技術者試験の制度変更はいつから始まりますか?
A. IPAの発表によると2026年度からCBT方式への移行が予定されており、前期試験は2026年11月頃、後期試験は2027年2月頃に実施される見込みです(2026年6月時点の情報)。詳細な申込受付期間はIPAの正式発表を確認してください。

Q. AWS認定資格はどこで受験できますか?
A. PearsonVUE等のテストセンター、またはオンライン監督形式(自宅等)で受験できます。空いている日時を自分で予約する仕組みです。

Q. CBT方式に移行すると、応用情報技術者試験の内容も変わりますか?
A. IPAの発表では、出題形式(多肢選択式・記述式)や出題数、試験時間、問う知識・技能の範囲そのものに変更はないとされています。変わるのは実施方式と受験機会の増え方です。


まとめ

ITパスポート・基本情報技術者・AWS認定資格はいずれもCBT方式で随時受験が可能で、自分のペースで計画を立てられます。応用情報技術者試験も2026年度からCBT方式に移行し、これまでの「年2回・1日限り」という制約が緩和される見込みです。制度が自由になるほど試されるのは受験者自身の計画性だと、編集部は考えています。まずは自分の目標日を仮決めすることから始めてみてください。


参考情報

  • IPA(独立行政法人情報処理推進機構)「応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験がCBT方式での実施に移行予定」(2025年8月12日発表)
  • IPA公式サイトの試験情報・統計情報ページ
  • 各試験運営会社(PearsonVUE等)の公式案内

※本記事の情報は2026年6月時点のものです。受験前に必ず公式サイトで最新の試験日程・受験料をご確認ください。

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