ITパスポート試験・情報セキュリティマネジメント試験・基本情報技術者試験の3つは、システムリプレースのため2026年12月28日以降に試験が休止される予定です。再開時期はIPAが「決まり次第お知らせ」としており、2026年10月6日時点で編集部が確認した範囲では未公表。つまり、年内に受けるか、再開を待つかの判断が必要な時期に入っています。資格スキルアップ編集部が、IPA公式情報で分かっていること・分かっていないことを整理し、状況別の学習計画をまとめました。
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この記事で分かること
- CBT試験の休止について、IPA公式情報で確認できた事実
- 年内に受験すべき人、再開を待ってよい人の判断基準
- 休止期間を無駄にしない学習の進め方
CBT試験の休止はいつから?対象の試験は?
休止の対象は、通年でCBT方式を実施している次の3試験です。
| 試験 | 休止予定 | 再開時期 |
|---|---|---|
| ITパスポート試験 | 2026年12月28日以降 | 未公表(決まり次第IPAが案内) |
| 情報セキュリティマネジメント試験 | 2026年12月28日以降 | 未公表(決まり次第IPAが案内) |
| 基本情報技術者試験 | 2026年12月28日以降 | 未公表(決まり次第IPAが案内) |
出典:IPA「CBT方式で実施するITパスポート試験、情報セキュリティマネジメント試験及び基本情報技術者試験における2026年5月以降の試験実施について」(2026年10月6日確認)
IPAによると、休止の理由はシステムリプレース(試験システムの入れ替え)です。当初は2026年4月27日以降の休止が予定されていましたが延期され、2026年12月28日以降に変更された経緯があります。
もう一つ見落としやすい点があります。試験会場によっては、12月27日より前に年内の試験実施を終了する場合があること。「12月27日まで受けられる」と考えるのではなく、希望会場の空き状況を早めに確認する必要があります。
再開はいつ?現時点で分かっていることは?
分かっていることと分かっていないことを分けて整理します。
分かっていること
- 休止は2026年12月28日以降に予定されている
- 2027年1月以降の試験実施については、IPAが「2026年秋頃にウェブページでお知らせ」するとしている
分かっていないこと
- 具体的な再開日
- 休止期間の長さ
- 再開後の申込開始時期
編集部が2026年10月6日にIPA公式サイトを確認した時点では、再開日の発表は見当たりませんでした。「数週間で再開するだろう」と見込んで計画を立てるのは危ういと考えています。就職活動や社内の昇格要件など、期限のある目的で受験する方は、休止前の受験を前提にしておくのが安全です。
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年内に受けるべき人・再開を待ってもいい人の違いは?
判断の軸は「合格が必要な期限があるか」と「今の仕上がり具合」の2つです。
| あなたの状況 | おすすめの方針 |
|---|---|
| 期限あり(就活・昇格・入社前課題など) | 年内受験を前提に、今すぐ会場と日程を押さえる |
| 期限なし・すでに学習を始めている | 12月前半までの受験を目標に仕上げる |
| 期限なし・これから学習を始める(ITパスポート) | 11月末〜12月前半の受験を目標に、短期集中で進める |
| 期限なし・これから学習を始める(基本情報技術者) | 無理に年内を狙わず、再開後の受験に向けて計画を立てる |
※学習期間の見立ては編集部独自の目安であり、公式の基準ではありません。
基本情報技術者について「無理に年内を狙わない」としたのは、科目Bのアルゴリズム対策に一定の演習期間が必要だからです。準備不足のまま受けて不合格になるより、休止期間を演習に充てて再開後に確実に合格するほうが、結果的に受験料も時間も節約できます。
一方、すでに学習を進めている人は、予約を先に入れてしまうことをおすすめします。行動経済学でいう「コミットメント効果」。先に日程を決めて後戻りしにくくすることで、先延ばしを防ぐ仕組みです。通年試験は「いつでも受けられる」からこそ先延ばしになりやすい試験。期限が外から与えられた今は、むしろ背中を押してもらえる好機だと編集部は捉えています。
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休止期間中は何をすればいい?
試験が受けられない期間も、学習を止める必要はありません。むしろ止めないことが重要です。
1. 学習のペースを落としても、ゼロにしない
目標の日付がなくなると、学習は止まりがちです。再開日が発表されるまでは、週に数回・短時間でも問題に触れる習慣を維持してください。一度止めた習慣を再開するのは、続けるよりずっと大きなエネルギーが要ります。
2. 苦手分野の演習に時間を使う
基本情報技術者なら科目Bのアルゴリズム、ITパスポートならストラテジ系の用語など、後回しにしていた分野に取り組む時間に充てましょう。
3. 休止の対象外の試験に目を向ける
応用情報技術者試験や高度試験は、2026年度からCBT方式で前期・後期に分けて実施されており、今回の休止とは別枠で運用されています。基本情報レベルの学習が済んでいる人は、応用情報技術者試験の日程を確認してみるのも一案です。
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年内合格を目指すなら、どう学習を進める?
残り期間が限られているときは、「全部やる」より「出るところからやる」に切り替えるのが鉄則です。
- 最初に過去問題(公開問題)を1回分解き、現在地を把握する
- 正答率の低い分野から優先的に復習する
- 試験の2週間前からは新しい教材に手を出さず、解いた問題の解き直しに絞る
独学で計画を立てるのが難しい場合は、カリキュラムが組まれた通信講座を使うと、何をどの順番でやるかを考える時間を省けます。
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よくある質問
Q1. ITパスポート試験はいつから休止されますか?
A1. IPAの発表では、システムリプレースのため2026年12月28日以降に休止される予定です。情報セキュリティマネジメント試験と基本情報技術者試験も同様です。試験会場によっては12月27日より前に年内の実施を終了する場合があります。
Q2. 試験はいつ再開されますか?
A2. 2026年10月6日時点で、具体的な再開日は公表されていません。IPAは再開時期を「決まり次第ウェブページでお知らせ」とし、2027年1月以降の試験実施については2026年秋頃に案内するとしています。
Q3. 応用情報技術者試験も休止の対象ですか?
A3. 今回の休止の対象は、ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者の3試験です。応用情報技術者試験や高度試験は2026年度からCBT方式で前期・後期に実施されており、日程は別に定められています。
Q4. 今から勉強を始めて年内に間に合いますか?
A4. 試験と現在の知識によります。編集部の目安では、ITパスポートは短期集中で年内受験を狙える可能性がありますが、基本情報技術者を未経験から年内に仕上げるのは負荷が高く、再開後の受験に向けて計画するほうが現実的です。これは編集部独自の見立てで、公式の基準ではありません。
まとめ:「いつでも受けられる」が終わる前に、日程を決める
通年で受けられるCBT試験は、2026年12月28日以降いったん止まります。再開日がまだ見えない以上、確実なのは年内の日程だけです。
学習を始めている方は、今日のうちに会場の空きを確認してみてください。予約を入れた瞬間から、勉強の密度は変わります。これから始める方は、焦らず再開後を見据えて。どちらの場合も、手を止めないことがいちばんの対策です。
※本記事は2026年10月6日時点でIPA公式サイトから確認した情報に基づいています。休止・再開の日程は変更される場合があるため、受験前に必ずIPA公式サイトで最新情報をご確認ください。
執筆:資格スキルアップ編集部


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